トラウマ・PTSDは、時間で解決するものではありません。「忘れたいのに忘れられない」のは当たり前のこと。
トラウマ・PTSDの治療法は、多くあります。
現状から回復するためには、ただ、聞いてもらえばいいわけではありません。
回復を信じ、専門的治療を受けることで、回復に向かいます。

症状について知ることは、治療の第一歩になります

 「トラウマ」とは、非日常的な恐怖体験(災害、事故、事件)や日常的に繰り返されてきた心身の苦痛を伴う出来事(DV、虐待、離婚、いじめ、養育者との不安定な関係等)を経験することによって、心が傷を負った状態のことです。
 日頃、口にされるような「トラウマ」より、実は、ずっとずっと重篤です。
 さらに重症である場合、PTSDという精神疾患になることもあります。

多くの治療法の中から、あなたにあった治療法を選択し治療をします

 トラウマ治療は、症状を和らげるためだけの対処療法ではなく、トラウマに焦点を当てて治療していく方法です。トラウマに向き合いながら、心の傷を修復し、ご自身の回復力を発揮できるようにしていくことをめざします。

心の傷の回復のためには、「心へのアプローチ」と考えられてきた時代もありますが、現在においては、医学、心理学、生理学、脳科学、生物学など様々な学問の発展によって、「心へのアプローチ」だけではなく、「身体、神経、脳(認知)などへのアプローチ」も必要であることがわかってきています。 そして、これらの研究を経て、トラウマ・PTSDに対して効果が証明されている治療法が開発されてきています。                 
 これらの治療法を提供できるのは、専門的な研修・実習を経て、ライセンスを取得した人に限られます。また、このライセンス取得のためにも、臨床心理士など専門的知識と経験が求められることが多いです。ライセンス取得後も個人やグループでコンサルテーション(その治療法のスペシャリストからの指導) や勉強会を続けながら、治療技術を研磨していく必要があります。治療回数は、それぞれの方の状況や治療法によって違いはありますが、多くは15回~25回程度です。治療後、必要に応じて、フォローアップ(経過を伺い、必要があれば問題に取り組むための面接)を実施できます。

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